弱酸性次亜塩素酸水の報道について
平素は弱酸性次亜塩素酸水、KING POWERをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
先日より、ネット・TVで「次亜塩素水、新型コロナへの有効性確認されず・空間噴霧についてファクトシートが発表され(NITE調査)この報道を観たお客様よりお問い合わせが殺到しております。
現在、コロナの影響で今まで静かな商品でありました弱酸性次亜塩素水がクローズアップされ、様々な業界からの参入で計測が確定されない劣悪な物や必要以上に塩素濃度を高めた物、中国製の粗悪な次亜塩素生成器などが多く出回ったこともあり、このような注意喚起に至ったのだと考えております。
次亜塩素酸を活用した除菌剤は、日本で生まれた技術です。
次亜塩素酸ナトリウム(塩素系殺菌剤=強アルカリ)と次亜塩素酸水(弱酸性・肌と同じ)は別物です。
今回の報道では次亜塩素酸ナトリウム・次亜塩素酸水・次亜塩素酸を主成分としたその他の液剤が混同されているようです。
弱酸性次亜塩素酸水について
KING POWERは水道を直結した生成装置の中で次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を打ち込み、調節によりpHとppmを設定し作り出します。
生成装置から排出された次亜塩素水を、さらにpH測定器とppm測定器で計測し、毎回必ずpH5.75〜5.90、ppm210〜215の間に数値が安定するまで繰り返し測定しながら調整します。
(pHを5.75〜5.9に設定するのは、KING POWERは200ppmで作り出すため水道水で薄めることを基本としており、水道水のpHの濃度で若干高くなることを想定して低めに設定しております。)
次亜塩素酸水の劣化は、光に当たる事や空気に触れることで、pHが上がってアルカリに傾き、ppmの濃度が落ちていきます。
使用期限が設定してあるのはそのためです。
噴霧について
KING POWERにはエビデンスがあります
試験報告書には、ウイルス不活化試験の結果が記載されております。
<ネコカリシウイルス使用(ノロウイルスの代替えとして広く使用)>
大腸菌・サルモネラ・黄色ブドウ球菌 検出限界以下
消臭効果試験も実施
噴霧器メーカーはラットを用いた全身吸入暴露による急性毒性試験(超音波霧化器に液剤を入れ噴霧しその環境下に一定期間生活させ肺などへの影響を調べる)や、うさぎを用いた眼刺激性試験、ラットを用いた急性口毒性試験など取得して安全性を確認しています
KING POWERをご愛顧いただいておりますお客様には安心して長くお使い頂けるよう、測定・製造には誠心誠意望んで参ります。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和2年6月
エムレオン株式会社
次亜塩素酸水事業部